Lanka
所在地:〒893-0007
鹿児島県鹿屋市北田町11132−1
電話番号: 0994-45-5731
タスク
【ハートピア アートマルシェ 2024 作品展について】
令和6年12月1日に、鹿児島市のハートピアかごしまにて、あったか交流フェスタが開催されます。イベントにあわせて、鹿児島県障害者芸術文化活動支援センター(KADAC)では、令和6年11月30日〜12月1日14:00までの期間、ハートピアかごしま内の多目的ホールにて作品展の開催を行うことになりました。
- 11月1日 絵画展募集開始
- 11月17日 募集終了
- 11月29日 ハートピアに絵画、設営、搬入開始。 13時から会場確保。
- 11月30日 芸術文化作品展、開始
- 12月1日 芸術文化作品展、終了、撤収 ハートピア20時まで会場確保
MT
6/20:MT議事録
作品DB
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アンケート集計
障害者支援事業所等における芸術活動についてのアンケート障害者支援事業所等におけるの芸術活動についての意見と要望
- 子どもの作品を商品化する際の取り決めや注意点の不足 子どもや利用者の作品を商品化する際、著作権や販売に関する取り決めが明確でない。どのように進めるべきか分からず、法的な手続きや契約についての知識が不足している。
- 地域福祉との孤立した偏った活動 現在、事業所単独で活動しており、地域福祉の他団体や関係者と連携ができていない。広く支援ネットワークを作り、他団体や地域社会と協力した活動の必要性を感じている。
- 他事業所や地域との交流・合同活動の不足 芸術活動や生産活動において、他事業所や地域の施設との交流や共同の取り組みが少ない。合同イベントや交流を通じて活動を広げたいと考えているが、そのための機会や方法が見つからない。
- 芸術活動における方向性の不明確さや苦慮 芸術活動の方向性について、どう進めればよいか悩んでいる。特に利用者の作品をどのように発展させ、社会に発信していくかの具体的な道筋が不明確である。
- 活動資金不足(補助金や助成金の不足) 芸術活動や展示会の運営に必要な資金が不足している。活動資金の捻出が難しく、補助金や助成金を増やしたいが、申請の方法や適切な資金源を見つけるのが難しい。
- 芸術活動を推進するための手法やノウハウの不足 芸術活動を効果的に推進するための具体的な手法やノウハウが不十分。特に指導の方法や、作品制作に取り組む利用者への働きかけ方が分からない。
- 指導者の確保の課題 芸術活動におけるプロフェッショナルな指導者が不足している。特に絵画やデジタルアートなど専門的なスキルを持つ講師が少ないため、質の高い指導ができない。
- 資金や協力いただける施設の不足 芸術活動を行うための材料や道具、スペースを提供してくれる協力者や施設が不足している。資金面だけでなく、物資や場所の提供が望まれている。
- 応募規定や発表の場の整備の必要性 定期的な発表の場や、作品応募の機会が不足している。利用者が作品制作に取り組むモチベーションを高めるために、明確な目標(例えばコンテストや展示会)を設定する仕組みが求められている。
- 芸術作品の商品化に向けたノウハウの不足 利用者の作品を商品として販売するための具体的なノウハウが欠けている。市場の開拓や販売方法、価格設定、宣伝などの知識が不十分である。
- 鑑賞の場の不足 利用者の作品を一般の人々に見てもらうための鑑賞の場が不足している。定期的に作品を展示できる場を提供する仕組みがあれば、より多くの人に作品を見てもらえる機会が増える。
- 障害者の表現活動が「特別視」されすぎる問題 障害者の表現を「アート」として特別視されすぎることに対する違和感がある。表現は誰にとっても自然なものであり、それを「特別扱い」することは不必要との意見もある。もっと自然に表現を楽しむ環境の整備が求められている。
- 日常業務でアート活動に取り組む時間や専門家が不足している 日々の業務に追われ、アート活動に割ける時間が不足している。また、専門家がいないため、どのように活動を進めるべきかのアドバイスを受ける機会も限られている。
- 「自立」生活に向けた考え方や取り組みの普及の必要性 芸術活動を通じて「自立した生活」を実現するための具体的な取り組みが不足している。利用者に対して現実的な目標設定をし、生活の自立につながる支援の方法を広めたい。
- 趣味と実益を両立するための現実的な考え方の必要性 芸術活動を「生計を立てる手段」として捉えることに対する現実的な考え方が必要。過剰な期待や福祉的な評価に依存することなく、実際に生活の糧として成り立つようなサポートが求められている。
- 利用者募集の取り組み 事業所が開所して間もないため、利用者の募集活動が急務となっている。どのように利用者を集めるか、効果的な方法が求められている。
アンケートからの考察
障害者支援事業所における芸術活動に関するアンケート結果からは、複数の重要な課題が浮き彫りになっています。まず、著作権や商品化に関する法的手続き、資金調達、商品化のノウハウ、そして指導者の確保といった運営基盤が整備されておらず、外部の専門家や団体との連携が不足している現状が指摘されています。さらに、地域福祉や他事業所との連携が乏しく、芸術活動が孤立していることが、ネットワークの欠如や活動の広がりに影響を与えています。芸術活動の方向性が不明確で、特に利用者の作品を社会に発信し、商品化するための具体的なビジョンが不足している点も課題です。
資金不足や材料、施設の不足が活動の継続を妨げており、効率的な資源の活用と資金調達のノウハウが求められています。また、障害者の芸術表現が特別視されすぎることへの違和感が示され、表現活動をもっと日常的で自然なものとして捉えるべきとの意見も挙げられています。さらに、プロフェッショナルな指導者の不足が質の高い指導を阻んでおり、利用者のモチベーションを高めるための発表の場や競争機会の整備も必要です。
芸術活動を通じた自立生活の実現に向けては、過剰な期待を抱かせず、趣味と実益を両立させる現実的なアプローチが求められています。特に新規の事業所では利用者募集が課題となっており、広報活動やネットワーク構築が急務です。総じて、障害者支援事業所の芸術活動には、法的・運営的な基盤、専門的な知識と指導、地域連携、資金面での強化が必要であり、持続可能な活動を展開するためには、広範なネットワークとプロフェッショナルなサポートが不可欠です。
終了、撤収